認定看護師制度再構築に関する制度設計(案)に対するパブリックコメント募集
2018年8月7日 更新
日本看護協会「認定看護師制度再構築に関する制度設計(案)」に対する当学会会員からのご意見提出のお願い
一般社団法人 日本腎不全看護学会 会員各位
理事長 佐藤久光
日本看護協会は、「認定看護師制度再構築に関する制度設計(案)」を公表し、8月10日締切で、パブリックコメントを募集しています。
会員の皆様には、それぞれのお考えがあるかと思います。ぜひ、皆様のお考えを述べられますよう要望いたします。
なお、当学会はこれまでも、「透析看護認定看護師」を育成することに協力してまいりました。今回、「透析看護認定看護師」から「腎不全看護認定看護師」と名称変更することは時代のニーズに叶ったもので賛成しています。しかし、「特定行為研修」を認定教育に組み込むことには異論もあるようです。
当学会としては、今後とも「腎不全看護認定看護師」が、これまでの「透析看護認定看護師」の育成と同様に、滞りなく継続されることを強く望みます。
なお、先日、日本看護協会および東京女子医大から以下の説明がありました。
・「透析看護認定看護師」の教育機関である東京女子医大が、2020年度から学生募集を停止する。
・2018年12月より新制度における新たな教育機関を募集するが、もし応募がない場合、「腎不全看護認定看護師」の教育が行われなくなる可能性がある。
以上をふまえ当学会は、日本看護協会に対し、「新制度」導入に際し腎不全領域の認定教育がストップしないように最大限の努力をしていただくよう強く要望します。
また、教育の継続のために当学会が協力できることがあれば、惜しむことなく尽力する覚悟です。
以上