一般社団法人 日本腎不全看護学会

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理事長挨拶

2019年11月11日 更新

 当学会は私たちの先輩諸氏が腎不全看護の充実と発展を図るため、1976年に日本透析看護研究会を発足し、日本腎不全看護研究会を経て、1998年に日本腎不全看護学会と発展してきました。その後2015年に一般社団法人日本腎不全看護学会と法人格になり、今日に至っています。

 この40数年の間に透析患者を取り巻く環境は大きく変化しました。また、透析療法を必要とする患者は現在33万人を超え、その主たる原疾患は従来の慢性糸球体腎炎ではなく糖尿病性腎症であり、腎硬化症も増えています。その背景には高齢化や生活習慣との関連が指摘されています。

 このような変化を加味すると、末期腎不全患者の療法選択支援だけではなく、CKD(慢性腎臓病)の進展をいかに予防していくかも看護の立場から積極的に進めていかなければなりません。それは我が国の医療・福祉の安定した継続のためにも求められていると言えます。それと同時に、透析療法を受けている患者への自立支援を取り入れた看護を更に深め、患者が腎代替療法を受けながらその人らしく人生を送ることを支えていくことも重要な看護の役割であることに変わりはありません。

 一般社団法人日本腎不全看護学会は現在、約4000名の会員に支えられています。その活動は学術集会の開催、学会誌の発行、慢性腎臓病療養指導看護師(DLN)の認定、セミナー開催などの教育事業、テキスト「腎不全看護」の出版、災害時対応事業、国際交流、看護政策の提言、関連学会との連携など幅広く活動しています。内部的には法人制約に則った運営、昨年のホームページのリニューアル、そして、今年は事務局のアウトソーシング導入がなされました。

 透析患者やCKD保存期の看護に従事している看護師の方々には一人でも多くこの学会に入会していただき、ともに歩む仲間づくりを進めていきたいと思っています。そして、腎不全看護の研究、教育に携わっている方々、また、腎不全看護に関わる皆様のご支援ご協力をお願いするとともに、この看護学会がさらに発展するよう尽力することを誓い、挨拶に代えたいと思います。

2019年11月8日

一般社団法人 日本腎不全看護学会
理事長 中原宣子
(公益財団法人 浅香山病院)

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