第9回 九州・沖縄地区教育セミナー報告
2015.11.25

9回 九州・沖縄地区教育セミナー報告

開催:平成271018日(日)

 

   今回の九州・沖縄地区のセミナーは「長時間透析」をテーマに、

  佐賀市交流プラザ エスプラッツホールにて実施しました。

    3名の先生方に講演していただき、参加者は71名でした。  

 


午前の部 

☆「長時間透析のどこが良いの?」  前田篤宏先生(幸善会 前田病院 副院長)


午後の部

☆「6時間過ごし方と看護師の関わり」  熊川智恵子さん (幸善会 前田病院)

☆「長時間透析を受けている患者の思い

3時間透析経験後5時間6時間透析を選択した事例から~」
                    守屋洋子さん(福岡腎臓内科クリニック)





前田先生の施設は、透析を始められた1989年から全員に6時間透析をされています。その実践の結果から、長時間透析の長所、短所について、また透析にならないためには糖尿病、高血圧、高脂血症のコントロールをいかにすべきかなどのお話をして頂きました。とてもわかりやすいご講演の上、参加者からの質問タイムを和やかに、質問しやすい雰囲気を作ってくださり、久しぶりに活発な質疑応答の時間を持てました。







先生の私見を交えながら、患者さんが治療選択できるように、医療者側も情報を提供できるよう関わることの大事さをお話しされ、充実した有意義な時間を過ごしました。 






また、熊川さんには、看護の視点から長時間透析の現状を、守屋さんは短時間透析から6時間透析に変更された患者さんの思いから、看護者、医療者に求められる援助の在り方をも見つめ直す興味深い内容の講演をして頂きました。患者さんが語る思いに心が熱くなり思わず涙した参加者が大勢いました。


会の最後40分はGWを行い、講演について、普段のケアについて意見交換を行い楽しい時間をすごせました。




アンケートの結果で「満足した」と答えられて方が9割近くあり、また、「興味を持っていても今回の様な講演を聴く機会がなかった」との意見もあり、今後も企画につなげたいと考えています。  

                 ( 文責 山口 )   

第10回 近畿・北陸地区教育セミナー報告
2015.08.31
今回の近畿・北陸地区セミナーは7月26日(日) 、富山市民プラザで行いました。「初心者も上級者も知ってやりたくなる!透析患者のフットケア」というテーマで、足のナースクリニックの西田壽代先生に来ていただきました。

前半の講義では予防的フットケアについて「足に傷を作らない」「足病変とリスクの早期発見」「靴選び」、「生活指導のポイント」などの基本を学びました。
その後の実演では、やすり、爪用ゾンデ、爪切、キュレットを使ってケアの実際(角質肥厚のケア、爪切、巻き爪のケアの手技)をビデオ撮影し、スクリーンに映しました。カメラマンの腕もよく会場の最後部でも鮮明に手技を見ていただけたと思います。西田先生に指導をしてもらいながら実際に手技を行った参加者はもちろん、実技ができなかった参加者も貴重な体験を共有できたと好評でした。
 後半は「透析患者さんの足の切断と全人的ケアを考える」をテーマにグループワークを行いました。
①切断後の患者の不安
②その不安に対して患者がどのように行動できるか、またはしようと思っているか
③それらに対してスタッフはどのように援助できるか
について話し合い、各グループとも積極的に発表していました。

今回のセミナーでは、講義とグループワークを通じ、フットケアの基本的な知識・技術を学び、さらに、切断の患者の気持ちを想像し、私たちに何ができるか、切断予防のためにこれからどうすべきかを考えることができました。このセミナーが、これから私たちが行うフットケアに、さらに意欲を持てるよい機会になったのではないかと思います。
途中、ビデオ撮影のハプニングがありましたが、富山県代表DLNの草山さんの早い対応と皆様にご協力いただき、午後からのセミナーを無事に進行することができました。また、参加者の方から「今日は来てよかったね~」という満足の声をいただき、近畿北陸DLNスタッフの疲れも吹っ飛びました。
参加してくださいました皆様に感謝申し上げます。
来年は、兵庫県代表DLNの永井さんが担当で、会場は大阪です。
今回のアンケート結果などを参考にして来年度のテーマ・講師を決定します。
多数のご参加をお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。   (文責 柿本)

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